家族とも友達とも違うかけがえのないキラキラの存在。 不器用な二人とトラウマを抱えた幼子が紡ぐいびつで美しい疑似家族の物語。 「俺には暁さんがキラキラ輝いて見える」 双子の姉夫婦を事故で失って一年…サラリーマンの暁は、 両親を失ったトラウマで喋らなくなった甥の旭日を預かることになる。 慣れない子育てに悪戦苦闘している暁に救いの手を差し伸べてくれたのは、友人の弟・千尋だった。 料理上手な千尋に助けられ、旭日と向き合おうとする暁… その一方で五年前から暁を好きだという千尋に心が揺れて―――?
Noeko Nishi Livres
